新旧ドラマのレビューを配信します
2015年4月~6月まで日本で放送されたアルジャーノンに花束をの山下智久の演技力にびっくりしました。
私の弟は知的障害があり、私も知的障害のある子供たちのデイサービスで働いたことがあるので、たくさんの子供たちを見てきた中で、表情やしぐさにとても感心してしまいました。
32歳なのに知能は6歳児並の主人公は、お利口になりたいといい、脳の手術を受けます。
そうするとみるみる知能がついていき、天才になります。
今まで純粋だった主人公は、知識を得ることで、人の感情も感じるようになり、友達だと思っていた人は自分を馬鹿にしていただけだと人間不振になっていきます。
唯一信じられるのは親友のネズミと一度傷つけられた後結ばれた恋人だけでした。
余りにも急激に成長した脳はオーバーヒートをし、逆に最初よりも知能が低くなるという結果になり、恋人のことも何もかも忘れてしまいました。
そして最後に残ったのは、友達だったわけですが、奇跡の愛の物語に涙してしまいました。
私は何度も、弟が普通の生活を遅れるくらいまで脳が成長しないかなと願ってきたので、こんなことが現実に起きたらと思ってしまいました。
普通に働き、恋をし、友達と遊び、家族を持ってほしい。
でもそれは自分の勝手な押し付けでした。
弟は優しい心を持ち、痩せて筋肉をつけてEXILEみたいになるんだと毎日トレーニングを楽しんでいます。
それが弟の幸せなのであれば、側で見守るのが家族だなと思うので、弟や障害のある人を勝手に不幸だと決めつけるのではなく、温かい目で見守りたいと思います。
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