気持ちがあたたかくなる「山田太郎ものがたり」
人気アイドルグループの嵐の二宮和也さんと櫻井翔さんが、2007年に共演したドラマ『山田太郎ものがたり』は日本の作品ですが、台湾でもドラマ化されたこともあります。
この作品は原作があり、月刊『Asuka』で過去に連載された森永あい先生の少女漫画です。
人気者の共演ともあり注目作品でした。このドラマは、高校1年生からの設定で、原作とは異なる部分のあるスタートとなりました。
貧乏人の山田太郎を二宮和也さん、お金持ちの御村託也を櫻井翔さん、玉の輿を夢みる池上隆子を多部未華子さんが演じています。
主題歌も嵐の『Happiness』が盛り上げています。
どのキャラクターも個性があっておもしろいですし、そのキャラクターを演じる役者さん達も演じきっている素敵なドラマになっています。
大家族で貧乏の太郎ですが幸せそうで、自分のことよりも第一に家族を優先し大切にする好青年です。
だからこそ、貧乏を嫌う隆子も惹かれていくんだと思います。
貧乏だから暗く考えるのではなく、貧乏でも太郎のようにその中にある幸せをみつけることが大切なんだと考えさせられました。
気持ちがあたたかくなりつつも、コメディータッチで描かれているので楽しく、笑顔になれる作品になっています。
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山田太郎ものがたりで、お金より大切な何かを学べる。
2007年に日本で放送された山田太郎ものがたりは、私立一宮高校の特進クラスに通う、山田太郎とその家族を中心にしたホームコメディーです。
太郎は学校で一二を争う成績優秀のイケメンでお金持ちだと思われていました。
しかし、実際には超が付くほどのド貧乏だったのです。
太郎が貧乏人であることを知っていたのは親友の御村託也含め数人のみです。
太郎は貧乏なことを気に止めることなく前向きに日々楽しく生活していました。
山田太郎ものがたりの一番の見処は、なんといっても人気グループの嵐のメンバーがメインキャストで共演していることでしょう。
後にも先にもこれほど豪華な共演はないと思います。
お話としては、最終回が特にオススメです。
エアギターコンテストに出演していた太郎は、コンテスト後に弟たちの姿がなくなっていることに気がつきます。
太郎は慌てて会場を飛び出して弟たちを探しにいきます。
弟たちは商店街の福引きをしていました。
弟たちに話を聞くと、太郎がお金がないせいでアメリカ行きを諦めたと思い込み、兄のためにアメリカ行きのチケットをゲットしようとしていたのです。
ですが、太郎がアメリカに行かないと決めたのはお金の問題ではなく家族と離れたくないからでした。
兄弟の絆と他人を思いやる気持ちがよくわかる話でした。
山田太郎ものがたりからは、貧乏でも家族の中がよければ乗り越えられることも多いということがわかります。
お金が何よりも大事、確かに生活をするのにお金は必要不可欠です。
ですが、お金では買えないものも沢山あると思いました。
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