新旧ドラマのレビューを配信します
私はドラマを見る事が少ないのですが、唯一大好きになったドラマがあります。
少々古い作品なのですが、日本で2012年に放送された「ATARU」という作品です。
主演をSMAPの中居正広さんが演じており、他キャストやゲストキャストも大変豪華でした。
ドラマの大まかな内容としては、中居さん演じる主人公「アタル」が様々な事件を解決していくミステリー作品になります。
まず通常のサスペンスやミステリー作品と違うのは、主人公のアタルによる能力を用いて事件を解決していく点です。
アタルは「サヴァン症候群」という発達障害を抱えていて、その発達障害による通常の人とは違う能力を使います。
他者とのコミュニケーションは苦手で会話をする事もたどたどしいのですが、様々な膨大な知識を持ち、現場の痕跡を見ただけでそれに関する情報を的確に引き出す事が出来ます。
私はこのドラマが放送される前にドラマの情報をネットニュースで知りました。
大好きな中居さん主演という事と、「サヴァン症候群」という事に大変興味を持ちました。
障害をテーマにした作品は多くはありません。
どのような症状がある障害なのか?どのようなメリット・デメリットがある障害なのかに大変興味を持ち、勉強する意味でもドラマを見始めました。
ドラマを見て大変驚いたのが、中居さんが演じる「アタル」でした。
演技力がとても素晴らしく、失礼な表現になりますが本当に障害のある方の役作りが完成されていました。
目の動き、体の動き、話し方…どれをとっても分かりやすくサヴァン症候群の事を視聴者に教えて下さいました。
またドラマのストーリーもミステリー作品と言うと重いイメージがありますが、この作品ではそのような事がなく、所々に笑いやネタが沢山入っていたのでコメディタッチになっていた所も作品を楽しめた要因だと思います。
アタルという障害を持った青年が、時には予想出来ない行動を起こし笑えたのも、この作品の魅力でした。
ドラマが終了した翌年2013年には映画化された事からも、このATARUという作品が如何に人気があったかが分かると思います。
大変面白く、そして障害をテーマとした貴重なドラマだっただけに、私はこの作品のドラマの続編が是非見たいです。
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ATARUは、2012年に日本で放送されたドラマです。
主演は中居正広で、サヴァン症候群のアタルが、アメリカから日本に来て、様々な事件を解決していき、徐々にアタルの素性がわかっていく物語です。
サヴァン症候群のアタルは、記憶力に優れており、膨大な情報が頭の中にインプットされています。
いわゆる一つのことには、天才的な力を発揮します。
しかし、障害の一つのでもあり、人とのコミュニケーションが上手に取れなかったり、食や行動に異常なほどのこだわりがあったりと、自立して生活するには、厳しいのが現状です。
アタルはラリーさんとアメリカから日本に来ますが、途中ではぐれてしまい、店でケチャップを買いに入り、店員ともめているときに刑事の舞子役の栗山千明に出会います。
アタルはひょんなことから、舞子と事件現場に行きます。
そこで、残されているキーワードを見つけ、舞子にヒントになるフレーズを話し、事件を解決してしまいます。
テレビで事件を見ると、勝手に捜査を始め、必ず解決まで導いてくれます。
何者かわからないアタルを舞子ともう一人の刑事、沢役の北村一輝が、身元引き受け人となり、家族が見つかるまで見守ります。
事件の話ばかりではなく、笑わせたり、ふざけたりする場面がたくさんあるので、とても面白く毎週観ていました。
家族と離れどうしてアメリカで暮らすことになったのか、アメリカで何をしていたのか、家族に愛されていたのか、徐々に明かされていくアタルの過去もとても興味深かったです。
障害のある人たちと上手に関わり合い、障害のある人が安心して暮らせる世の中に早くなるといいのにと思いました。
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