2010年の日本で放送したハガネの女とは、荒れていると言われている小学校の4年3組に、鋼の心を持った女教師がやってきます。

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ハガネの女の菊田真理衣は、芯の通ったたくましい子です。

2010年の日本で放送したハガネの女とは、荒れていると言われている小学校の4年3組に、鋼の心を持った女教師がやってきます。

女教師のハガネこと芳賀稲子は、真っ正面から虐めや貧困などの問題を抱えている4年3組の児童と向き合っていきます。

最初はまとまりのなかったクラスも、ハガネの懇親的な指導も手伝って、徐々にクラスとしてひとつになっていきます。

季節が過ぎ行く中で、気がついたら児童たちはみんなハガネのことが大好きになっていました。

ハガネの女は全部で8話構成になっていますが、特にオススメできる話数は4話です。

4話は吉田里琴演じる菊田真理衣が主役の回です。

菊田真理衣はクラスのボス的な存在の女の子で、副担任の先生のことが好きでした。

しかし、副担任はハガネといい感じだったため菊田はハガネに嫉妬します。

そして、給食の時間にハガネのカレーの中に雑巾を絞って暴言を吐きます。

このときの吉田里琴のヒールな表情が強く印象に残っています。

その後、調理実習の時間にも菊田は意地悪でハガネにお湯をかけてやろうかと考えますが、実際に行動に写すことはしません。

しかし、不注意が原因でハガネに誤って熱湯をかけてしまいます。

完全に事故だったのですが、菊田はお湯をかけたいと思っていたことは本当だと、非を認めているんです。

4話の菊田はいじめっこ気質が高いのですが、それと同時に真っ直ぐで優しいところもあることがよくわかる回です。

菊田真理衣は自分の心にすごく正直です。

良いことは良い、悪いことは悪いと周りに流されずに判断することができる子です。

そのため味方になるととても心強い存在です。

八方美人であることも大切だと思いますが、この子のような気の強い子というのも、クラスを支える一人になっていると思いました。

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