2008年のTBSドラマ「魔王」(日本)は、ジャニーズ事務所所属の生田斗真と大野智を主演に起用しながら救い用のない復讐劇を描いたことで話題になりました。

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復讐を題材にした魔王を観ることで知れた、冷静な判断の重要度

2008年のTBSドラマ「魔王」(日本)は、ジャニーズ事務所所属の生田斗真と大野智を主演に起用しながら救い用のない復讐劇を描いたことで話題になりました。

また、実力派と言われる生田斗真に加え、連続ドラマ初出演で初主演となった大野智の演技力の高さも話題になりました。

さらに主題歌の「truth」が大ヒットを飛ばすなど何かと注目されたドラマでした。

1話のゲストに二宮和也が出演し、魔王の後に放送を開始した「流星の絆」が二宮和也主演の復讐劇だったことも、当時反響を呼びました。

魔王といえば最終回の成瀬(大野智)と芹沢(生田斗真)の対峙が話題になると思います。

確かに、胸が苦しくなるようなラストシーンも見物なのですが、私は中盤にある教会のシーンも魔王を語る上で外せないシーンだと思っています。

それは成瀬が教会の中でしおり(小林涼子)に、「僕は天使なんかじゃない」と溢すシーンです。

「天使のような弁護士」と世間で言われている復讐魔の心の中にある葛藤を、誰かに止めてほしいという想いを表現していると思いました。

魔王で、復讐からは何も生まれないことを学ぶことができました。

何があっても強く前を向き、冷静さを失わないことが幸せを掴む秘訣なんだと教えられました。


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